Circle of Securityから得たこと💎

Hello!
Circle of Security(安心感の輪)という言葉を耳にしたことはありますか?
簡単に言うと、保護者対象の育児プログラムです。愛情形成や、関係修復の仕方などのトピックを学んでいきます。

私Chikaは、長女の出産直後にコミュニーティーナース(Community nurse)からこのプラグラムを勧められ少しだけ参加しましたが、当時の状況では続けられず。しかし、次女の出産を機に、この度Circle of Securityプログラムを修了してきました。

本記事では、

・Circle of Security(安心感の輪)プログラムとの出会い
・プログラムを通して学んだこと
・自己ベストの育児を実現するために

に絞って、思いの丈を綴っていこうと思います。みなさま、お付き合いください🌼

Circle of Security(安心感の輪)プログラムとの出会い

まずは、このプログラムに出会った経緯についてです。
長女出産後、定期的に赤ちゃんの身長・体重を測るために、コミュニーティーナース(Community nurse)のところへ行っていました。育児の悩みをはじめ、産後のお母さんの様子も注視してくれる公共サービスです。

産後2ヶ月ほど経った頃、顔馴染みになったナースに”How are you?”と聞かれたんですが、私の回答は『ベイビーは順調だけど、私はダメかも』。産後の極度の寝不足、母乳育児の過酷さ、自分の時間の無さ、夫の育休が終わり日中一人でお世話をしなくてはならないプレッシャーなど、私はボロボロでした。産後の療養をしながら、右も左も分からない初めての育児。泣いている赤ちゃんが何を求めているのかが分からないもどかしさ。。。そっと個室へ案内され、座った瞬間に溜め込んできた感情が一気に流れ出しました。

産前の助産師検診より、産後うつの危険性があるとわかっていたので、出来る限りのサポートを利用していたものの、人の命を預かるという今までにないプレッシャーに押しつぶされていました。ナースより今後使えるサポートの紹介、心療内科への受診のアドバイス、そして、Circle of Security (安心感の輪)プログラムの参加を強く勧められました。

通常このプログラムは、8週間に渡り複数の親と一緒に受講し、ディスカッションなどのアクティビティを通じて、心理学研究をもとにした子育て方法を公認インストラクターから学んでいきます。私の心療内科の先生(Psychologist)がインストラクターでもあったので、私のバックグラウンドについて知っているその先生のところで、4週間の集中個別プログラムを受講することに決めました。

こどもが興味関心に基づいて世の中に出ていく際に、一人では太刀打ちできない場合があります。そんな困難に直面した時や不安になった時に戻って来れる安全基地が私たち親です。こどもの興味関心を尊重し、必要な時には愛情で受け止める安全な愛着形成(Secure attachment)があるからこそ、こどもは挑戦しつづけるのです。

親も人間なので、完璧ではありません。過去のトラウマや苦手・不得意な部分をを受け入れた『まあまあいい育児(good enough parenting)』を目指し、健康的な愛情形成(healthy attachment)をしていきます。

プログラムの詳細について気になる方は、ぜひ公式のYouTubeをご覧ください。

長女出産後のCircle of Security (安心感の輪)プログラム参加

ナースよりアドバイスを受けてからプログラム参加する頃までには、子育てにも慣れてきて、大号泣した頃とは比べ物にならないほどに回復していました。他のサポートグループへの参加をして、同年代のママと繋がることができたことも回復した大きな要因だと思います。

結果、Circle of Security (安心感の輪)プログラムの1回目のみを終えて、職場復帰の時期が来てしまったのです。

次女出産後のCircle of Security (安心感の輪)プログラム参加

次に、このプログラムの必要性を再認識したのは、次女が生まれてからです。

長女出産した際に多くのことを学んで、次女出産時には、義妹に住み込みでサポートしてもらい、義姉にも時間を空けて遊びに来てくれたりと、『助けて!』と素直に言えるようになったのです。そのため、産後の落ち込みは無く(気づいてなかっただけかも)、順調に4人家族の生活がはじまりました。

が、しかし!
前回と大きく異なるのは、全時間を赤ちゃんに注げないということ。2歳児の育児を同時進行すると、どうしても時間を平等に割くことはできません。どうしたら健康的に4人家族で暮らしていくことができるかを夫と話し合った結果、Circle of Security (安心感の輪)プログラムに参加することに決めました。しかも、今回は夫も一緒に受講です。

受講して帰宅後、プログラムで習ったことと、家庭で起こっていることを関連付けながら、それが単純に良い悪いという以上に深い議論ができたことは見違えるほどの躍進です。それ以前も積極的に育児をしていた夫でしたが、しつけの部分を多く学んだところで、娘との関わり方おいて自信がついたと言っていました。

プログラムを通して

Circle of Security (安心感の輪)プログラムを修了して見えてきたこと。

一つ目。
自己ベストを尽くしつつも、諦めてもいいということ。『まあまあいい育児(good enough parenting)』を意識はするものの、うまくいく時もあれば、そうじゃないこともある。そんな時に、『まぁいっか』『こんな日もある』と諦めることも大切。

情報がすぐに手に入る今、ほかの親やインフルエンサーなど、自分と比べてしまいがちです。しかも、SNSは全てがキラキラして見えます。でも、あなたの育児は、あなたのこどもにとってベストです。こどものことを一番知っていて、一番に考えているのは、他でもないあなたです。だから、自己ベストを尽くし、その他自分のコントロール外(例えば、こどもの機嫌)は、諦めます。

二つ目。
それは、過去を受け入れること。育児方針の基盤にあるのは、こどもの頃の自分の親がしてきたしつけや、価値観が大きく影響しています。私の場合、『どうして私の母は厳しかったんだろう』がずーっと付きまとっていました。プログラムを修了した今わかることは、私の母もおばちゃんの教育スタイルに影響を受けていたんだろうということ。今のように情報がすぐスマホで手に入らなかった世代の情報源は、家族・親戚の影響が大きかったのだと言うこと。

心理学という分野がここ25年ほどで進歩して、人間の行動パターンやこどもの発達段階についての研究が進んだおかげで、Circle of Security (安心感の輪)が保護者対象のプログラムも作られるようになりました。でも、私たちの親の世代は『抱っこ癖がつくから』とか『癇癪かんしゃくを起こすなんてみっともない』とかという価値観があったのは、それが社会的に、文化的な背景が強く影響していて、そもそも行動学に基づく育児方法という概念自体がなかったです。

それを念頭に置いて『どうして私の母は厳しかったんだろう』という疑問を投げかけてみると、あの頃の母のベストを尽くして将来困らないように、私を育ててくれたのだと思います。そんな母も子育てに迷っていたはずだし、日々の忙しさにてんてこ舞いだっただろうし、次女である私を育てながら様々な葛藤があったんだと思います。

母亡き今、『どうして私の母は厳しかったんだろう』という私の疑問を直接聞く術はありませんが、プログラムを通じて私なりの”答え”が見つかり、心が穏やかになりました。

自己ベストの育児を実現するために

Circle of Security (安心感の輪)プログラムでは、『まあまあいい育児(good enough parenting)』を目指しています。親も人間。完璧ではありません。日々疲れているし、やらなくてはならないことリストの終わりは見えないし、片付けたと思ったおもちゃがすぐ散らかっている。。。自分の思い通りにならないことの連続です。『まぁいっか!』と思える育児を目指しましょう!

例えば、うちでは定期的にFish and Chips Nightが開催されます🐟🍟夕飯は魚のフライとポテトフライ。そうです、外注です。メニューも考えません。皿洗いもしません。さて、これで私の空き時間はたくさん取れます。娘たちと遊ぶ時もあれば、美容ケアに時間を割いたり、家がとっ散らかっている時は、一旦家を出ます(一時避難)。そうやって、時間を意識的にとることで、いつも7億個のことを同時に考えている私の脳みそを休めて、笑顔多めのお母ちゃんに戻ります。

わかります。揚げ物、体には良いとは言えませんよねー。味濃いですよねー。でも娘たち大喜びです!夫も日本食から少し解放されます。私の家事減り、笑顔増えます。どうです?メリットだらけです。ヘルシーな夕食にこだわるあまり、過度なストレスがかかってしまっては、本末転倒です。結論私は、どうしたら笑顔多くいられるかを基準に、生きています。

なぜ、ここまで笑顔にこだわるか。
笑顔がないと、家がどんよりするんですよね。特に、母である私がブチギレた日はもう大変です。みんなビビって、よそよそしいです。そうなる前に、我が家の太陽である私は、定期的に休憩をいれていこうと心がけているのです。(心がけてはいますが、うまくいかない時もあります。それも、まぁいっか、私も人間だな、と思うんです。)

まとめ

正直、育児って何が正解かわかりません。それに、その日の正解が明日の正解とは限りませんし、こどもはものすごい速さで成長していく中、試行錯誤の日常です。一人目、二人目と成長のスピードも性格も違います。『まあまあいい育児(good enough parenting)』つまり、完璧をめざすのでは無くまぁいっか!と言えるようなを目指していく方が、長い目で見るとみんなが笑顔になると思います。

あと、自分の中で”よくない子育て”をしてしまった時(例えば、怒鳴った時)、どうしてその状況になったのだろうか振り返る必要があるかもしれません。その日は思い通りにことが進まなかったのかもしれませんし、自分自身の体調が優れていなかったのかもしれません。振り返って、直せるところは直す。親も人間です。あとは、まぁいっか!と思うことも大事です⭐️

最後に少しだけ。
今年中には日本移住し、こども英会話教室を開きます⭐️教室運営に際し、大きな2つのビジョンがあります。

1つ目。
こどもに英語という言語ツールを使って、世界に羽ばたいてほしい。

2つ目。
保護者(主にお母さん)に休憩してほしい。こどもを預けている時間を利用して、自分のために時間を使ってほしい。それが、ネイル💅、コーヒー☕️、ショッピング🛍️、昼寝💤、なんでもいいです。こどもを優先している日々。たまには自分のことだけを考える時間があっていい。そして、笑顔になってこどものお迎えに来てもらう、これWin-Winです。

保護者も笑顔になれるこども英会話教室を開校に向けて、着々と準備中です😊